上秋月八幡宮(読み)かみあきづきはちまんぐう

日本歴史地名大系 「上秋月八幡宮」の解説

上秋月八幡宮
かみあきづきはちまんぐう

[現在地名]甘木市上秋月 宮ノ尾

上秋月の西端部にある。法人名は八幡宮だが、一般に上秋月八幡宮とよぶ。応神天皇・高良大神・住吉大神などを祀り、旧県社。江戸時代には下秋月村・上秋月村・下淵したふち村・長谷山はせやま村・野鳥のとり村・江川えがわ村・千手せんず村および深野ふかの倉吉くらよし(ともに甘水村のうち)などが氏子圏であった(続風土記附録)。神体は慶長一八年(一六一三)年紀がある釈迦三尊像。社伝によると、大蔵春実が藤原純友の乱鎮撫の報賽として、天慶年中(九三八―九四七)社殿を建立したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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