上直見村(読み)かみなおみむら

日本歴史地名大系 「上直見村」の解説

上直見村
かみなおみむら

[現在地名]直川村上直見

赤木あかぎ村の北、久留須くるす川中流域に位置。北東に下直見村があり、かつては一村であった。大永八年(一五二八)一〇月一一日の大神惟豊知行預ケ状(薬師寺文書)に「猶海村之内弁下」とみえ、高畑右京亮に預け置いている。天正一九年(一五九一)一月二一日に「佐伯なふミ」の高畑ママ部丞が伊勢神宮に参詣している(「参宮帳写」後藤作四郎文書)。慶長豊後国絵図に直見村がみえ、高八〇一石余。慶長一〇年(一六〇五)の検地目録帳(佐伯藩政史料)に「上直見・下直見村」とみえ、高八〇一石余、免三ツ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android