上生出塚村(読み)かみおいねづかむら

日本歴史地名大系 「上生出塚村」の解説

上生出塚村
かみおいねづかむら

[現在地名]鴻巣市上生出塚・宮地みやじ一丁目・同五丁目・本町ほんちよう二―三丁目・同六丁目・ひがし一―四丁目・天神てんじん一―五丁目・中央ちゆうおう・生出塚一―二丁目・ひばり野ひばりの二丁目

鴻巣宿の東にあり、大部分は大宮台地上に位置する。下生出塚村と村境が錯雑し、同村と一括されて生出塚村とよばれることもあった。西を中山道が南東から北西へ走る。足立郡鴻巣領に属する(風土記稿)。田園簿では生出塚村とあり、田九八石余・畑二四四石余、幕府領。元禄一五年(一七〇二)以前に上・下二村に分村したらしく、元禄郷帳に村名がみえる。国立史料館本元禄郷帳では旗本小林氏・上田氏の二給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android