上瀬野口村(読み)かみせのくちむら

日本歴史地名大系 「上瀬野口村」の解説

上瀬野口村
かみせのくちむら

[現在地名]竹田市次倉つぎくら

くち川に沿っておか城下から日向高千穂たかちほ(現宮崎県西臼杵郡)への道が通り、北は次倉村、東は国重くにしげ村。国境に近い次倉組の主邑。正保郷帳では次倉郷に属し、田方四三石余・畑方九一石余で、茅山有と注記される。弘化物成帳では次倉組のうち、村位は中、免六ツ四分、田八一石余(七町九反余)・畑一四一石余(二五町三反余)・屋敷五石余(五反余)で、開田四斗余(二反余)・開畑三石余(五町一反余)がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android