上宇和田村(読み)かみうわだむら

日本歴史地名大系 「上宇和田村」の解説

上宇和田村
かみうわだむら

[現在地名]幸手市上宇和田

下宇和田村の北西庄内古しようないふる川右岸の沖積地に位置する。北は権現堂ごんげんどう川を隔てて下総国葛飾郡幸舘こうだて(現茨城県五霞村)。ほぼ権現堂川・庄内古川の自然堤防上に立地するが、わずかに権現堂川堤外と後背低湿地がある。慶長六年(一六〇一)奥州仙台伊達家の久喜鷹場に指定された(貞享元年「久喜鷹場村数覚」伊達家文書)。寛永一四年(一六三七)検地が施行されたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android