上味(読み)じょうみ

精選版 日本国語大辞典 「上味」の意味・読み・例文・類語

じょう‐み ジャウ‥【上味】

〘名〙 非常によい味。上等の味。
※貞享版沙石集(1283)九「されば醍醐の上味世の珍たれども、悪見の人は毒薬とすと云へり」
※国会論(1888)〈中江兆民〉「世上姑息の連中が醍醐の上味(ゼウミ)と甘まんずる漸進旨義は却って是れ人を殺すの毒石と謂ふ可し」 〔首楞厳経‐三〕

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