上口羽村(読み)かみくちばむら

日本歴史地名大系 「上口羽村」の解説

上口羽村
かみくちばむら

[現在地名]羽須美村上口羽

戸河内とがうち村の北に位置し、村内を出羽いずわ川が流れ、下流に下口羽村がある。戦国期―江戸時代初期は上・下に分立しておらず、口羽村と称した。元和五年(一六一九)の古田領郷帳によると口羽村の高八七六石余、年貢高は田方三六二石余・畑方一七五石余。のち分立し、正保四年(一六四七)の古田領郷帳では上口羽村は高二九七石余、免六ツ一分五朱。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android