三隅兼連(読み)みすみ かねつら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三隅兼連」の解説

三隅兼連 みすみ-かねつら

?-1355 鎌倉-南北朝時代の武将
石見(いわみ)(島根県)の豪族益田氏の分家で,本拠は那賀郡三隅郷の高城。後醍醐(ごだいご)天皇の船上山挙兵にくわわる。石見南朝方の中心となり,上野頼兼,高師泰(こうの-もろやす)を相手に奮戦。のち足利直冬(ただふゆ)とともに京都で足利尊氏とたたかい,文和(ぶんな)4=正平(しょうへい)10年3月12日討ち死に。通称は孫二郎。法名は信性。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android