三金輪・三鉄輪(読み)みつがなわ

精選版 日本国語大辞典 「三金輪・三鉄輪」の意味・読み・例文・類語

みつ‐がなわ【三金輪・三鉄輪】

〘名〙
① 三本足の五徳(ごとく)一説に、かなえ。転じて、五徳の足のように、三人三方に相対してすわること。また、三人立ちあうこと。一説に、一人証人として三人が論談すること。みつがなえ。
史記抄(1477)一一「韓魏趙の三晉はみつかなわのやうにあるぞ」
紋所の名。輪を三つ組み合わせて図案化したもの。

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