三輪髷(読み)みつわまげ

精選版 日本国語大辞典 「三輪髷」の意味・読み・例文・類語

みつわ‐まげ【三輪髷】

〘名〙 江戸末期に行なわれた女の髪型一つ。髻(もとどり)の末を三つに分け、二つ左右で輪の形に束ね、他の一つを中央で結ぶもの。三つの輪から成るところからこの名がある。女師匠や妾などが多く結った。三輪髪。三輪。〔吾妻余波(1885)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android