三蔵(歴史)(読み)さんぞう

百科事典マイペディア 「三蔵(歴史)」の意味・わかりやすい解説

三蔵(歴史)【さんぞう】

古語拾遺》の伝承が伝える大和朝廷斎蔵(いみくら),内蔵(うちくら),大蔵(おおくら)のこと。初め神物などを納める斎蔵だけであったが,朝廷発展に伴って,履中(りちゅう)朝に内蔵,雄略朝に大蔵が分立,これらを管理した蘇我氏勢力を得たといわれる。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android