三色菫(読み)サンシキスミレ

デジタル大辞泉 「三色菫」の意味・読み・例文・類語

さんしき‐すみれ【三色×菫】

スミレ科越年草。春から初夏にかけて、蝶の舞う形をした紫・白・黄の3色または単色大輪の花を開く。ヨーロッパ原産パンジー胡蝶菫こちょうすみれ。さんしょくすみれ。 春》「卵置く―の花の中/素十
[類語]

さんしょく‐すみれ【三色×菫】

さんしきすみれ

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精選版 日本国語大辞典 「三色菫」の意味・読み・例文・類語

さんしき‐すみれ【三色菫】

〘名〙 スミレ科の一・二年草。ヨーロッパ原産の野生種から交雑によって育成された園芸種。茎は直立して高さ二〇センチメートルぐらい。根生葉は心臓形茎葉は長楕円形でともに長い柄をもち、縁に鈍鋸歯(きょし)がある。羽状に深裂した大形の托葉がある。春から夏にかけ、葉腋からでた花柄の先に、紫・白・黄など種々の色のまじった大形の五弁からなる左右相称花を開く。さんしょくすみれ。みいろすみれ。胡蝶菫。パンジー。《季・春》 〔日本植物名彙(1884)〕

さんしょく‐すみれ【三色菫】

〘名〙 植物「さんしきすみれ(三色菫)」の異名

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動植物名よみかた辞典 普及版 「三色菫」の解説

三色菫 (サンシキスミレ)

学名Viola ×wittrockiana
植物。スミレ科の有茎性一年草・二年草,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報