三百瀬村(読み)みよせむら

日本歴史地名大系 「三百瀬村」の解説

三百瀬村
みよせむら

[現在地名]川辺町三百瀬

日高川に沿い、西は日高川を挟んで平河ひゆうがわ村。東は上流船津ふなつ(現中津村)。「続風土記」は「三百瀬は水脈の瀬の義にして美与世と唱ふるは転称ならん」と記す。慶長検地高目録によれば村高四六〇石余、小物成六・一五七石。延宝六年(一六七八)の「日高鑑」では田畑三七町三反余、高四七六石余、家数六六で内訳は本役二三・半役一三・無役二七・庄屋一・年寄一など、人数三一七、牛一七、馬一、船四、鉄砲四、御蔵一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報