三枚橋村(読み)さんまいばしむら

日本歴史地名大系 「三枚橋村」の解説

三枚橋村
さんまいばしむら

[現在地名]神奈川区三枚さんまい

東は片倉かたくら村、南は保土ほど宿(現保土ヶ谷区)のうち帷子かたびら町、西は羽沢はざわ村・下菅田しもすげた村、北は鳥山とりやま(現港北区)に接する。「風土記稿」によれば、村の中央に小名天屋下てんやしたがあり、青木町にも同名があるという。

近世初期は幕府直轄領。田園簿に村名があり、田七六石四斗余、畑四二石八斗余、萱野役として塩一俵を納めた。寛文八年(一六六八)旗本酒井領、延宝七年(一六七九)検地を受け、天和元年(一六八一)旗本喜多見領、元禄二年(一六八九)幕府直轄領。

三枚橋村
さんまいばしむら

[現在地名]朝日町三枚橋

川左岸にあり、北は月山つきやま村、東から南は大家庄おいのしよう村、西は窪田くぼた村。正保郷帳では高三一八石余、田方二〇町五反余・畑方七反、新田高二七石余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高四八〇石、免四ツ八歩、小物成は野役三八匁・鮎川役三匁(三箇国高物成帳)。天明五年(一七八五)以降三回の手上高により、天保一一年(一八四〇)の草高五〇五石(「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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