三所籐(読み)ミトコロドウ

デジタル大辞泉 「三所籐」の意味・読み・例文・類語

みところ‐どう【三所×籐】

弓の籐の巻き方の一。上下鏑籐かぶらどうおよび矢摺籐やすりどうの3か所を巻くこと。また、3か所ずつ寄せていくつか巻いたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三所籐」の意味・読み・例文・類語

みところ‐どう【三所籐】

〘名〙 弓のの巻き方の名で、所(ところどう)一つ。三か所ずつ寄せて巻くものをいうが、近世は、上下の鏑(かぶら)籐および矢摺(やすり)の三か所に巻くことをいう。
※半井本保元(1220頃か)中「三枚甲に染羽の矢負、三所の弓もち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android