三年味噌(読み)サンネンミソ

デジタル大辞泉 「三年味噌」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐みそ【三年味×噌】

仕込んでから3年目の味噌。熟成した味の濃い味噌。
1の塩辛いところから》勘定高いこと。けちなこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三年味噌」の意味・読み・例文・類語

さんねん‐みそ【三年味噌】

〘名〙
① 仕込んでから三年になるみそ。熟成して味のこくなったもの。
※俳諧・談林十百韻(1675)下「塗垂(ぬりたれ)に妻もこもりて恙(つつが)なし〈雪柴〉 三年味噌の色ふかき中〈志計〉」
② (その味がしおからいところから) 金銭にけちで、勘定だかいこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android