三峰膳(読み)さんぼうぜん

精選版 日本国語大辞典 「三峰膳」の意味・読み・例文・類語

さんぼう‐ぜん【三峰膳・三峰尖・三方バウ膳】

〘名〙 羹(あつもの)一種蓬莱(ほうらい)方丈瀛州(えいしゅう)三つの峰をかたどったもの。くず粉で作り、五色に染めて、三つの山の形に盛り、たれ味噌(みそ)の汁をかけ、むきぐるみを前に入れて出す(随・貞丈雑記(1784頃))。
※新札往来(1367)上「於点心者〈略〉蒸飯、基子麺、三峯膳、索麺、冷麦」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android