三味ずる(読み)さみずる

精選版 日本国語大辞典 「三味ずる」の意味・読み・例文・類語

さみ‐ず・る【三味ずる】

〘他ラ四〙 =しゃみずる(三味)
※滑稽本・七偏人(1857‐63)二「ヨヲ、引イ、ヤ、チャンチャンチャンと三味(サミ)ずるを切かけに」

しゃみ‐ず・る【三味ずる】

〘自ラ四〙 三味線を弾く。さみずる。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)三「自己(おいら)が例の美音で唄ひ附けると、下太公が三味(シャミ)ずって、門附といふ趣向だが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android