三味(読み)しゃみ

精選版 日本国語大辞典 「三味」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐み【三味】

〘名〙 「しゃみせん(三味線)」の略。
浄瑠璃心中宵庚申(1722)道行「我がこひぢはいとなきしゃみよ、なんのねもせでまちあかす」

さ‐み【三味】

〘名〙 「さみせん(三味線)」の略。
評判記・もえくゐ(1677)「あるときは二あがりのさみの手に、おまんがさらすぬのをおもひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「三味」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐み【三味】

三味線」の略。さみ。「三味」「三味を弾く」

さみ【三味】

三味線さみせん」の略。しゃみ。→しゃみせん(三味線)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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