三十・三十路(読み)みそじ

精選版 日本国語大辞典 「三十・三十路」の意味・読み・例文・類語

みそ‐じ ‥ぢ【三十・三十路】

〘名〙 (「じ」は接尾語。古くは「みそち」)
① 数の三〇。
仏足石歌(753頃)「彌蘇知(ミソチ)あまり二つの相(かたち)八十種(やそくさ)とそだれる人の蹈みし足跡どころ稀にもあるかも」
② 三〇歳。三〇年。
※春曙抄本枕(10C終)一四三「三十(ミソヂ)あまりばかりなる女の」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android