三余(読み)サンヨ

デジタル大辞泉 「三余」の意味・読み・例文・類語

さん‐よ【三余】

読書に最もよいといわれる三つの時。冬(年の余)と、夜(日の余)と、雨降り(時の余)。

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精選版 日本国語大辞典 「三余」の意味・読み・例文・類語

さん‐よ【三余】

〘名〙 読書にもっとも適した三つの時期または時。冬(年の余)・夜(日の余)・陰雨(時の余)の三つの時。
懐風藻(751)遊覧山水〈犬上王〉「蹔以余暇、遊息瑤地浜」 〔魏略〕

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普及版 字通 「三余」の読み・字形・画数・意味

【三余】さんよ

余暇。〔三国志、魏、王粛伝注に引く魏略〕善く老子を治む。~從ひ學ぶ云ふ、日無きにすと。言ふ、當(まさ)に三餘を以てすべし。~の餘なり、夜は日の餘なり、陰雨は時の餘なりと。

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