七度尋ねて人を疑え(読み)ナナタビタズネテヒトヲウタガエ

デジタル大辞泉 「七度尋ねて人を疑え」の意味・読み・例文・類語

七度ななたびたずねてひとうたが

物が見当たらないときなどは、よく探したうえで最後他人を疑え。軽々しく人を疑ってはいけないということ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「七度尋ねて人を疑え」の意味・読み・例文・類語

ななたび【七度】 尋(たず)ねて人(ひと)を疑(うたが)

物が見当たらないときは、何度も捜し求めた上で人を疑えの意で、人を疑うときには、本当にそうであるかどうか何度も確かめてみなくてはいけないということ。むやみに人を疑うなという教え。
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)六「七度尋て人疑へじゃ」
[補注]「俳・毛吹草‐二」には「七どたづねて人うたがへ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android