精選版 日本国語大辞典 「一重瞼」の意味・読み・例文・類語 ひとえ‐まぶた ひとへ‥【一重瞼】 〘名〙 うわまぶたに横ひだがなくて一重であるもの。ひとえまぶち。※虞美人草(1907)〈夏目漱石〉三「一重瞼(ヒトヘマブタ)の長く切れた間から」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一重瞼」の意味・わかりやすい解説 一重瞼ひとえまぶた 眼を正面からみた場合に上眼瞼の外面の下縁付近に溝がみられないもの。実際は,まつげが生えている上眼瞼の自由縁と平行に走るひだが,自由縁より下垂してこれを隠している形をとる。一重瞼の場合は眼瞼内に脂肪がより多く含まれていることが多い。コーカソイド,ニグロイドではきわめてまれであるが,モンゴロイドでは頻度が高く人種特徴の一つとなっている。 (→瞼の襞 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報