一観音町(いちかんおんちよう)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「一観音町」の解説

上京区一条通七本松東入

南北に通る七本松（しちほんまつ）通に西面し、町の南を東西に一条（いちじよう）通が通る。

平安時代の大嘗会斎場の跡という大嘗会畠は若松町から当町辺りに位置する（→若松町）。

寛永以後万治以前京都全図に「観音丁」、寛保初京大絵図に「くはんおん丁」とみえる。宝暦一二年（一七六二）刊「京町鑑」には「三軒町」とあるが、文政三年（一八二〇）上京軒役付帳には「一条七本松東入　観音町」とある。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報