一文剃(読み)いちもんぞり

精選版 日本国語大辞典 「一文剃」の意味・読み・例文・類語

いちもん‐ぞり【一文剃】

〘名〙 (銭一文で剃ったところから) 近世、道ばたで開業した理髪屋。一銭剃り
随筆・我衣(1825)「江戸初め赤羽根の床、最初也。〈略〉その頃、是を一文ぞりと云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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