一客一亭(読み)イッキャクイッテイ

デジタル大辞泉 「一客一亭」の意味・読み・例文・類語

いっきゃく‐いってい【一客一亭】

茶の湯で、一人の客と亭主だけの茶事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一客一亭」の意味・読み・例文・類語

いっきゃく‐いってい【一客一亭】

〘名〙 ただ一人を客として催す茶事。亭主は、懐石料理給仕をしながら、自分も客とともに食べ、濃茶薄茶も、点前(てまえ)をしながら相伴する。主客ともに茶事の巧者であることを要する。一亭一客。〔貞要集(1710)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報