䌫・艫綱(読み)ともづな

精選版 日本国語大辞典 「䌫・艫綱」の意味・読み・例文・類語

とも‐づな【䌫・艫綱】

〘名〙
① 船の船尾をつなぎとめる綱。船首をつなぐ舳綱(へづな)に対するもの。ともなわ。〔十巻本和名抄(934頃)〕
② (船首、船尾をとわず) 船をつなぎとめる綱。もやい綱。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉二「小舟は縄にて岸に繋く是即䌫(トモツナ)なり」
③ 人と人とを結びつけて離さないつながり。きずな。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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