ヴォーバンの要塞群(読み)ヴォーバンのようさいぐん

世界遺産詳解 「ヴォーバンの要塞群」の解説

ヴォーバンのようさいぐん【ヴォーバンの要塞群】

2008年に登録されたフランス世界遺産文化遺産)で、同国西部、北部東部の国境沿いに位置する、12ヵ所の要塞建造物と遺跡群。これらはすべて、17世紀のルイ14世の軍事技師、セバスティアン・ル・プレトル・ド・ヴォーバンが手がけたものである。ヴォーバンは、近代的な稜堡式要塞の築城法の第一人者といわれる。◇英名はFortifications of Vauban

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android