ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ワット・マハーダトゥ」の意味・わかりやすい解説 ワット・マハーダトゥWat Mahādhātu タイ,ロッブリーにある仏教寺院址。 13世紀後半の造営とされ,クメール建築の影響を受けつつロッブリーを中心として発展した,タイ建築の最も初期の形式 (ロッブリー形式) の代表的遺構。プランはマンダパ (前殿) とシカラ (高塔) をもつ一般的なインドの寺院建築の形式をとり,外観はアンコール・ワットの塔を思わせる砲弾形の塔がそびえている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報