日本大百科全書(ニッポニカ) 「ロット(生産量)」の意味・わかりやすい解説 ロット(生産量)ろっとlot ある特定の目的のために集められた材料、部品、または製品などの集まりをいう。製造に関しては、その性質上、加工ロット、工事命令ロット、さらに移動ロットに分けられる。また、一つのロットに含まれる個々の品物の数または単位量の数をロット・サイズという。さらに、個別生産と連続生産の中間的な形態をロット生産という。この場合、1回の生産量(すなわちロット)をいくらにするかが問題になる。生産の進度管理の便宜上、大部分の部品のロットは、組立ての月産台数に一致するが、加工時間の短い小物部品のロットは、経済的なロットの考え方によって数か月分をまとめて加工することがある。[玄 光男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例