ルノドー賞(読み)ルノドーしょう(英語表記)Prix Renaudot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルノドー賞」の意味・わかりやすい解説

ルノドー賞
ルノドーしょう
Prix Renaudot

ゴンクール賞と並ぶフランス文学賞ジャーナリストのテオフラスト・ルノドーにちなみ,1925年評論家や文芸ジャーナリストたちによって制定され,1926年以来毎年 1人に与えられている。賞金はないが,権威のある文学賞で,受賞者には,ルイ・フェルディナン・セリーヌ (1932) ,ルイ・アラゴン (1936) ,ジャン・ケロール (1947) ,ミシェル・ビュトール (1957) ,J.M.G.ル・クレジオ (1963) らがいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android