ルソン海峡(読み)ルソンカイキョウ

デジタル大辞泉 「ルソン海峡」の意味・読み・例文・類語

ルソン‐かいきょう〔‐カイケフ〕【ルソン海峡】

Luzon Straitフィリピン台湾の間にある海峡総称太平洋フィリピン海)と南シナ海を結ぶ。幅約250キロメートル。ルソン島北端とバブヤン諸島間のバブヤン海峡、バブヤン諸島とバタン諸島間のバリンタン海峡、バタン諸島と台湾南端のバシー海峡で構成される。

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改訂新版 世界大百科事典 「ルソン海峡」の意味・わかりやすい解説

ルソン海峡 (ルソンかいきょう)
Luzon Strait

フィリピンのルソン島と台湾の間の幅約350kmに及ぶ大海峡。この間にバタン諸島とバブヤン諸島が横たわり,北からそれぞれバシー海峡Bashi Channel(台湾とバタン諸島の間),バリンタン海峡Balintang Channel(バタン諸島とバブヤン諸島の間),バブヤン海峡Babuyan Channel(バブヤン諸島とルソン島の間)の3海峡が走る。ルソン海峡はこれら3海峡の総称である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ルソン海峡」の意味・わかりやすい解説

ルソン海峡
るそんかいきょう
Luzon Strait

フィリピン北部、ルソン島北端と台湾南端との間にある海峡の総称。太平洋と南シナ海とを結ぶ水路となっている。具体的には、ルソン島北岸とバブヤン諸島間のバブヤン海峡、バブヤン諸島北部とバタン諸島間のバリタン海峡、バタン諸島北部と台湾南端の間のバシー海峡の三海峡からなる。

[別技篤彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ルソン海峡」の意味・わかりやすい解説

ルソン海峡
ルソンかいきょう
Luzon Strait

タイワン (台湾) とフィリピンのルソン島との間にある海峡。太平洋と南シナ海を結ぶ。バタン諸島とバブヤン諸島によって,北からバシー海峡,バリンタン海峡,バブヤン海峡に3分される。航行船舶はバシー海峡が最も多い。

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