ラック貝殻虫(読み)ラックカイガラムシ

デジタル大辞泉 「ラック貝殻虫」の意味・読み・例文・類語

ラック‐かいがらむし〔‐かひがらむし〕【ラック貝殻虫】

カイガラムシ科の昆虫。雌は無翅むし体節がはっきりせず、体は分泌したラックに覆われる。雄は有翅または無翅でアブラムシに似る。ボダイジュ寄生し、東南アジア分布

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精選版 日本国語大辞典 「ラック貝殻虫」の意味・読み・例文・類語

ラック‐かいがらむし ‥かひがらむし【ラック貝殻虫】

〘名〙 (ラックはlac) カメムシ(半翅)目カイガラムシ科の昆虫。マメ科・ムクロジ科・クワ科などの各種樹木の枝に寄生。体表からの分泌物は精製してラックとし、ラッカーなどの塗料接着剤などの原料にする。東南アジアに分布。ラックむし。

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