ユーリー シャポーリン(英語表記)Yurii Aleksandrovich Shaporin

20世紀西洋人名事典 「ユーリー シャポーリン」の解説

ユーリー シャポーリン
Yurii Aleksandrovich Shaporin


1887.11.8 - 1966.12.14
ソ連作曲家。
元・モスクワ音楽院教授。
グルホフ生まれ。
ロシア古典音楽の継承者で、キエフ大学言語学、ペトログラード音楽院で作曲を学ぶ。1919〜34年レニングラードの劇場で活躍し、’36年モスクワに移る。’39年モスクワ音楽院で教育活動をはじめ、翌40年同音楽院教授となり、弟子にはシチェドリンらがいる。その後’52年にはソ連邦作曲家同盟書記を務めた。ロシアの古典的な叙事的音楽の伝統を発展させた声楽曲を作り、作品にカンタータ交響曲「クリコヴォの野原にて」(’39年)、オペラ「12月党員」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android