日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 モルガン(Claude Morgan)もるがんClaude Morgan(1898―1966) フランスの小説家。第二次世界大戦中、レジスタンス文学の作家として登場。『人間のしるし』(1944)や『羅針盤のない旅行者』(1950)などのなかで、被占領体験に基づく強いヒューマニズムの精神と平和への願いを表明した。占領中から『レットル・フランセーズ』紙の編集に参加、戦後は世界平和評議会の機関誌の編集長を務めた。[稲田三吉] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例