日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 メガロポリス(ギリシアの古代都市)めがろぽりすMegalopolis ギリシア南部、ペロポネソス半島中央部アルカディアの古代都市。紀元前370~前362年にテーベの将軍エパミノンダスが、スパルタに対抗するアルカディア同盟の中心として建設した。都市の名は「大きな都市」を意味する。全アルカディアの40の町や村から住民が移住した。前235年にアカイア同盟に加わり、同市出身のフィロポイメンは前210年ごろから同盟の主導者として活躍した。歴史家ポリビオスの出生地としても知られる。[篠崎三男] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例