ミンカバーパゴダ(読み)ミンカバーパゴダ(英語表記)Myinkaba Pagoda

デジタル大辞泉 「ミンカバーパゴダ」の意味・読み・例文・類語

ミンカバー‐パゴダ(Myinkaba Pagoda)

ミャンマー中部の都市遺跡バガン南郊の村ミンカバーにある仏塔。11世紀、のちにパガン朝創始者となるアノーラータが、王位継承のため政敵である異母兄弟ソッカデを決闘により殺害し、供養のために建立。高さ15メートル。先端部が尖った釣鐘型の外観をもつ。ミンカバーパヤー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界の観光地名がわかる事典 「ミンカバーパゴダ」の解説

ミンカバーパゴダ【ミンカバーパゴダ】
Myinkaba Pagoda

ミャンマー中央部、仏教遺跡の町バガン(Bagan)旧市街南、ミンカバー村にある寺院ミャンマー人最初のバガン王朝を建て、この地に上座部仏教小乗仏教)を根づかせたアノーヤター王が、1044年に決闘で死なせた異母兄弟を供養するために建てたと伝えられている。簡素な釣鐘型のドームの寺院だが、見事な装飾が施されている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android