ミルコ デムーロ(英語表記)Mirco Demuro

現代外国人名録2016 「ミルコ デムーロ」の解説

ミルコ デムーロ
Mirco Demuro

職業・肩書
騎手

国籍
イタリア

生年月日
1979年1月11日

経歴
父も弟も騎手という競馬一家。1994年イタリア見習騎手免許を取得。’95年見習騎手リーディング1位。’97年から4年連続リーディング1位。’98年イタリア1000ギニー、’99年フェデリコ・テシオ賞、ナポリ市大賞典に勝利。同年ジョッキークラブ大賞でGⅠ初優勝。’99年日本中央競馬会(JRA)の短期免許が交付され初来日すると、33勝を挙げる活躍で注目される。2001年2月3日小倉競馬場で外国人騎手の新記録となる1日5勝をマーク。2002年イタリア・ダービーに勝利。2003年4月ネオユニヴァース皐月賞を制し、日本のGⅠ初制覇、5月同馬で外国人騎手として初めて日本ダービー(東京優駿)に勝利。2004年4月ダイワメジャーで史上3人目の皐月賞連覇を達成。その後もたびたび短期免許で来日し、2008年11月スクリーンヒーローでジャパンC制覇。2010年12月グランプリボスで朝日杯FSを、ヴィクトワールピサ有馬記念を勝利した。2011年3月のドバイワールドカップではヴィクトワールピサに騎乗し、日本調教馬初の同レース制覇という偉業を成し遂げた。2012年天覧競馬となった秋の天皇賞ではエイシンフラッシュを勝利に導く。同年朝日杯FSをロゴタイプで勝ち、2013年の皐月賞も同馬で優勝。同年JRAが外国人騎手への通年騎乗を解禁すると、2015年2度目の挑戦で、フランスのクリストフ・ルメールとともに外国人で初めてJRAの騎手免許試験に合格し、JRA所属選手として通年騎乗する。同年5月ドゥラメンテとのコンビで皐月賞を勝ち、JRA移籍後初のGⅠ制覇を飾る。同馬で自身2度目となる日本ダービーも制覇。156.5センチ、52キロ。栗東所属。フリー。JRAのGⅠ通算12勝。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

最新 世界スポーツ人名事典 「ミルコ デムーロ」の解説

ミルコ デムーロ
Mirco Demuro
競馬

騎手
生年月日:1979年1月11日
国籍:イタリア
経歴:1994年イタリア見習騎手免許を取得。’95年見習騎手リーディング1位。’97年から4年連続リーディング1位。’98年イタリア1000ギニー、’99年フェデリコ・テシオ賞、ナポリ市大賞典に勝利。同年ジョッキークラブ大賞でG1初優勝。’99年日本での短期免許が交付され初来日し、33勝を挙げる活躍で注目される。2001年2月3日小倉競馬場で外国人騎手の新記録となる1日5勝をマーク。2002年イタリア・ダービーを制する。2003年4月ネオユニヴァースで皐月賞を制し、日本のG1初制覇、5月同じくネオユニヴァースで外国人騎手として初めて日本ダービーを制す。2004年4月ダイワメジャーで史上3人目の皐月賞連覇を飾った。その後もたびたび短期免許で来日し、2008年11月スクリーンヒーローでジャパンC制覇。2010年12月グランプリボスで朝日杯FSを、ヴィクトワールピサで有馬記念を勝利した。2011年3月のドバイW杯ではヴィクトワールピサに騎乗し、日本調教馬初の同レース制覇という偉業を成し遂げた。2012年天覧競馬となった秋の天皇賞ではエイシンフラッシュを勝利に導く。同年朝日杯FSをロゴタイプで勝ち、2013年の皐月賞も同馬で優勝。同年JRAが外国人騎手への通年騎乗を解禁し、そのための騎手免許試験を受けるが、不合格となった。158センチ、52キロ。弟のクリスチャン・デムーロも騎手。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

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