クリストフ・ルメール(読み)くりすとふ・るめーる(英語表記)Christophe Lemaire

知恵蔵mini 「クリストフ・ルメール」の解説

クリストフ・ルメール

フランスの騎手。1979年5月20日、フランス生まれ。世界トップクラスのジョッキーとして知られる。99年、フランスで騎手免許を取得しデビュー。2003年「パリ大賞典」でG1初制覇。02年より短期免許を取得して来日し、日本中央競馬会(JRA)で騎乗を始めた。05年「有馬記念」でハーツクライに騎乗し、ディープインパクトを初めて敗北させ初重賞奪取をG1制覇で飾る。08年・13年の「ジャパンカップダート」(現チャンピオンズカップ)、09年「ジャパンカップ」など、15年2月時点で重賞18賞を獲得(うちG1は5賞)、JRA通算1896戦236勝をあげている。15年2月5日、15年度のJRA騎手免許試験(新規)合格者6人が発表され、ミルコ・デムーロ(イタリア)と共に外国人騎手として歴史的な通年ライセンスが交付された。これによりルメールらは同年3月1日よりJRA騎乗が可能となる。

(2015-2-27)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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