ミラ ナイール(英語表記)Mira Nair

現代外国人名録2016 「ミラ ナイール」の解説

ミラ ナイール
Mira Nair

職業・肩書
映画監督

国籍
インド

生年月日
1957年10月15日

出生地
オリッサ州ブバネーシュワル

学歴
デリー大学社会学,ハーバード大学

勲章褒章
パドマ・ブーシャン〔2012年〕

受賞
カンヌ国際映画祭最優秀新人監督賞(第41回)〔1988年〕「サラーム・ボンベイ!」,ベネチア国際映画祭金獅子賞(第58回)〔2001年〕「モンスーン・ウエディング」

経歴
大学時代から演劇活動を始め、1976年奨学金を得て渡米。ハーバード大学で映像学を専攻、ドキュメンタリー作家となる。’88年「サラーム・ボンベイ!」で長編デビュー。インドの貧困底辺にいる子供たちを描き、「ミシシッピ・マサラ」(’91年)ではインド社会の黒人差別を描いた。’96年古代インドの愛の聖典カーマ・スートラ」をモチーフにした「カーマ・スートラ―愛の教科書」を監督、性のタブーに挑戦し話題となる。2001年「モンスーン・ウエディング」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。他の作品に「太陽に抱かれて」(1995年)、「悪女」(2005年)、「その名にちなんで」(2006年)、「アメリア 永遠の翼」(2009年)、「ミッシング・ポイント」(2012年)などがある。2012年インドの国家褒章であるパドマ・ブーシャンを受章

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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