マンティネイアの戦い(読み)まんてぃねいあのたたかい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「マンティネイアの戦い」の意味・わかりやすい解説

マンティネイアの戦い
まんてぃねいあのたたかい

紀元前362年、アルカディア同盟の内訌(ないこう)に介入したテーベと、スパルタとの間の戦い。マンティネイアMantineiaはペロポネソス半島中部、テゲア北方地名。テーベ側は最終的勝利をものにしたものの、将軍エパミノンダスを失った。この戦いによって、テーベの覇権は陰り始め、ペロポネソス半島諸国への介入は弱まったが、スパルタも大いにその威勢を落とした。

[古川堅治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android