マルガリータ砦(読み)マルガリータとりで

世界の観光地名がわかる事典 「マルガリータ砦」の解説

マルガリータとりで【マルガリータ砦】

マレーシアの東マレーシア(ボルネオ島マレーシア領)サラワク州、州都クチンの市街とサラワク川をはさんで対岸にある城塞跡。この地を支配した白人王オルク・ブルックが、1879年に外敵侵入を防ぐために建設した、ブリティッシュコロニアル様式の建物。◇マルガリータマーガレット)は彼の妻の名前。近くには王宮がある。マルガリータ砦はその後、王室の伝統・習慣博物館となったが、展示品はサラワク博物館に移されたため、建物のみの見学が可能になっている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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