マテ茶(読み)マテチャ

デジタル大辞泉 「マテ茶」の意味・読み・例文・類語

マテ‐ちゃ【マテ茶】

《〈スペインmateモチノキ科の常緑高木マテチャノキの葉を乾燥させて粉末にした茶。タンニンカフェイン芳香油を含む。南アメリカ古くから飲用される。パラグアイ茶。

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精選版 日本国語大辞典 「マテ茶」の意味・読み・例文・類語

マテ‐ちゃ【マテ茶】

〘名〙 (マテはmaté mate) 南米のパラグアイ、ブラジルに生えるモチノキ科の常緑低木マテチャノキから作られる飲料一種。マテチャノキは樹高は五メートル内外。葉は五~一〇センチメートルほどの楕円形鋸歯(きょし)があり厚い。茶は摘んだ葉を熱気で乾燥して作る。カフェイン、芳香油、タンニンなどを含み、煎じると芳香と軽い苦みを生じる。古くから南米で飲用された。

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百科事典マイペディア 「マテ茶」の意味・わかりやすい解説

マテ茶【マテちゃ】

南米南東部の山地に自生するモチノキ科の常緑低木マテチャ(パラグアイチャとも)の葉を乾燥し粉末にしたもの。カフェインを含み,特有の芳香と苦味がある。熱湯を注ぎ,好みで砂糖やレモンを加えて飲む。
→関連項目クリティバコンセプシオン(パラグアイ)サンタ・フェ(アルゼンチン)

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飲み物がわかる辞典 「マテ茶」の解説

マテちゃ【マテ茶】


南米原産のモチノキ科の常緑低木イェルバ・マテの葉や枝を乾燥させ、飲料用に加工したもの。湯を注ぎ、成分を浸出させて飲む。ビタミンミネラル、特に鉄分カルシウム含有量が多く、「飲むサラダ」と称される。肉料理が多い南米で古くから飲用されている。

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栄養・生化学辞典 「マテ茶」の解説

マテ茶

 モチノキ科のマテチャの葉を乾燥して煮だしたもの.

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