マックス ネーター(英語表記)Max Noether

20世紀西洋人名事典 「マックス ネーター」の解説

マックス ネーター
Max Noether


1844.8.24 - 1921
ドイツ数学者
元・エルランゲン大学教授。
マンハイム生まれ。
14才の時に小児麻痺になり、家庭教育を受ける。1865年にハイデルベルク大学に入学して数学を学び、1868年に学位を得た。1888年エルランゲン大学教授となり、1919年に引退した。この間、クレモナ変換は2次変換から構成できることを証明、また、1873年には代数曲線に関する「ネーターの条件」を含む定理を発表した。イタリア学派カステルヌオーボセベリなどに影響を与えた。なお、娘のアマーリエも有名な数学者である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android