マゾ・ド ラ・ロシェ(英語表記)Mazo de La Roche

20世紀西洋人名事典 「マゾ・ド ラ・ロシェ」の解説

マゾ・ド ラ・ロシェ
Mazo de La Roche


1885 - 1961
カナダ小説家。
トロント生まれ。
カナダ作家の中で最も広い読者層を持つ作家。作品の発表は30歳頃からで、架空の地ジャルナに住むホワイトオーク一家の物語を描いた「ジャルナ」(1927年)で一躍有名になった。以後続編を最終巻「ジャルナの朝」(’60年)に至るまでの16編の小説を次々と発表。’40年カナダ王立協会のローン・ピアス賞、’54年にトロント大学名誉学位を授与された。他の作品に自伝転調しながら鐘を鳴らす」(’67年)等があり、作品は十数カ国に訳されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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