マクロ援助評価(読み)マクロえんじょひょうか(英語表記)macro evaluation of aid

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「マクロ援助評価」の意味・わかりやすい解説

マクロ援助評価
マクロえんじょひょうか
macro evaluation of aid

経済協力の効果をプロジェクト単位ではなく,途上国の経済社会の発展に役立っているか,十分効果的であったかというマクロな視点から行なう評価。個別プロジェクトが十分機能しているかどうかだけでなく,プロジェクトや援助手法の選択の適切さも結果を左右することとなる。計量モデルによる分析や,援助の投入,インフラ整備の進展投資輸出生産拡大,経済成長,社会的諸要素の改善のマクロな把握によって行なわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android