ポール ウェラー(英語表記)Paul Weller

現代外国人名録2016 「ポール ウェラー」の解説

ポール ウェラー
Paul Weller

職業・肩書
ミュージシャン

国籍
英国

生年月日
1958年5月25日

出生地
サリー州ウォキング

グループ名
旧グループ名=ジャムJam〉, スタイル・カウンシル〈Style Council〉

経歴
労働者階級の家に生まれる。1973年高校の友人らとパンクバンドのジャムを結成。’76年ロンドンで本格的にライブ活動を開始し、’77年「イン・ザ・シティ」でデビュー。’60年代のモッズ・スタイルを継承したファッション、タムラ・モータウンやソウルの影響を受けたサウンドを基礎に、激しいビートに乗って現実をリアルに歌い、アレグレッシブなステージングを展開。多くのファンを摑み、ロンドン・パンク・ムーブメントの中で頭角を表す。パンクが下火になってからも、多彩な音楽性を身に付けながら、「イートン・ライフルズ」「ゴーイング・アンダーグラウンド」「スタート!」などヒット曲を放つ。’82年“グループとしてやれることは全て成し遂げた”と声明を出し、人気絶頂のうちに解散。’83年ミック・タルボットとコンビを組み、スタイル・カウンシルを結成。’84年デビュー・アルバム「カフェ・ブリュ」を発表。ジャズボサノバR&Bなど幅広い音楽性で新しいファン層を獲得。アルバムが全英チャートで1位を獲得するが、’89年解散。’91年ソロで活動を再開、同年11月来日公演。ソロアルバムに「ワイルド・ウッド」(’93年)、「スタンリーロード」(’95年)、「ヘヴィー・ソウル」(’97年)、「モダン・クラシックス」(’98年)、「イルミネーション」(2002年)、「アズ・イズ・ナウ」(2005年)、「22ドリームス」(2008年)、「ソニック・キックス」(2012年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android