ベティブープ(英語表記)Betty Boop

デジタル大辞泉 「ベティブープ」の意味・読み・例文・類語

ベティ‐ブープ(Betty Boop)

米国フライシャースタジオ製作の短編漫画映画主人公。愛らしくて色っぽい女性で、1930年代に人気があった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「ベティブープ」の意味・わかりやすい解説

ベティ・ブープ
Betty Boop

アメリカの短編漫画映画シリーズ史上,最もセクシーなヒロイン。1915年,M.フライシャー(フライシャー兄弟)が人気歌手ヘレン・ケーンの顔をモデルに生み出した。30年代の漫画映画におけるセックスシンボルとなり,エロティックでときにはややグロテスクな笑いをふりまいた。メイ・クエステルが声を演じ,boop-doop-a-doopという彼女口調が人気を呼んだ。《ベティ白雪姫》《ベティの家出》など短編多数。
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世界大百科事典(旧版)内のベティブープの言及

【フライシャー兄弟】より

ポパイ,ベティ・ブープなどの人気キャラクターをスクリーンに生かしたアメリカのアニメーション作家兄弟。兄のマックス・フライシャーMax Fleischer(1883‐1972)はオーストリアのウィーン生れ。…

※「ベティブープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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