百科事典マイペディア の解説 ヘールトヘン・トート・シント・ヤンス ネーデルラントの画家。ライデンに生まれ,ハールレムで活動。初期ネーデルラント絵画の重要な画家で,人物,風景を優雅に描写した。代表作に聖ヨハネ騎士団礼拝堂のための祭壇画があるが,現在では右翼のみが残されている(ウィーン,美術史美術館蔵)。《荒野の洗礼者ヨハネ》(1490年頃,ベルリン国立絵画館蔵)などがある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報