ブナハリタケ(英語表記)Creolophus pergameneus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブナハリタケ」の意味・わかりやすい解説

ブナハリタケ
Creolophus pergameneus

担子菌類ヒダナシタケ目ヒダナシタケ科。カミハリタケ (紙針茸) ともいう。ブナ,イタヤカエデなどの広葉樹枯れ木に群生する。傘はほとんど無柄,扇形ないしへら形で縦3~8cm,幅3~10cmぐらいで基部の厚さ 0.2~0.5cmであるが,しばしば合着して非常に厚くなる。純白または帯黄白色,肉質であるが乾くと膜状となり表面放射状の皺がみられる。傘の裏面には針状突起が密生し,その表面に担子器を生じる。胞子無色。日本のブナ林帯の特産

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android